私達ほど

幸せな生き物はいない。

この地に落としたいくつもの涙が

いくつもの命が

どれだけ儚いものであったかを

私達は知らない。

どれだけの絆が

亡き者になったか、

私達は知らない。

その日の涙がどれだけ重かったのか

私達は知らない。

いつの日か

ここで朽ちたものすべて、

それに恥じない生き方を私達に。

あなた方の守ったものは

今も私達の中に。