気ままにいつも独りで。

平気そうなフリして周りを見渡す。

自分だけ大人みたいな顔して

他人の気持ちを知るのを

怖がりながら。

こんな自分がどれほど小さいのかを

思い知らされて。

笑顔に目を逸らす。

そっと

私だけの小さな居場所で唇を噛み締めた。

涙が溢れそうな瞳に、

光が灯る事はない。