やっぱり彼方じゃないとダメなんて
そんなコトばかりに突き当たる私。
考える度に
意味をなすことのない気持ちに
鍵をかける。
このままでいい。
ずっとこのままで。
何も見なかったフリをして。
何も感じなかったコトにして。
私は彼方に目を伏せる。
認めてはいけないこの感情を
いつまでもこの胸にしまいこむために。